Archive for '歯の病気'

ドライマウスとその症状

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日々のストレス、生活習慣の悪化等で唾液の分泌が悪くなる事があります。

不規則な食生活、夜遅くまで起きている、また朝起きるのが遅い方等、その要因は些細なことから始まります。

 

唾液の分泌が悪くなると口渇の状態になります。

普段、私たちは唾液を飲むということで菌を防いでいます。

唾液には抗菌作用があり、有害物質の侵入を防ぐ役割があります。

 

それらが減少する事で、歯周疾患やう蝕、口臭などが発生します。

唾液の分泌低下で一番恐ろしいのは、嚥下する(いわゆる飲み込む)力の低下です。

口腔内が潤っていれば嚥下の力はあまり必要ありませんが、ドライマウスになると飲み込む力が極端に低下するのです。

 

口の中は細菌状態になり、嚥下力が低下すると気管支に誤嚥してしまい、いわゆる誤嚥性肺炎を引き起こします。

特に高齢者に多い肺炎ですが、比較的若い世代でも起こります。

 

口の中の乾燥状態が気になる場合はクリニックを受診しましょう。

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最先端の歯科治療

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虫歯を削るときに従来は振動を与えながら大きな音で切削していましたが、今はエアーベアリングのタービンが主流になり、虫歯治療の「うぃーん」という不快な音が軽減されるような工夫がとられています。また、最小限の切削で住むような工夫(ミニマムインテグレーション)もされています。

 

一番、最近の話題では3Dプリンターを使ってTEKを作ったり(仮歯)、小臼歯部のハイブリッドセラミックが1日で仕上がる等、患者さんの負担軽減になっています。

 

「研究途中の治療法」として近畿大学等で開発がすすめられている「曲がるハイドロキシアパタイト」。

これは、いわゆる「歯の絆創膏」です。

神経に近い部位にハイドロキシアパタイトを貼るだけで、神経まで進みそうな虫歯を防ぐ事ができます。

また、歯根面が露出した場合にも使用可能です。

 

海外では例えば英国は生後1〜2年の間にワクチンを投与することで一生虫歯にならないようにするという研究もされています。

そのようなワクチンが開発されるのはまだまだ時間がかかるようですが。。。

 

当院のレーザー治療も最新技術を応用しています(歯肉の抗炎症等)。

今後も様々な新しい治療の形ができてくるでしょう。

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喫煙者の歯のヤニ

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喫煙者の多くは歯茎の色が黒っぽくなっています。

なぜでしょう?

 

タバコは血管収縮作用があります。

そして、歯肉の中には多数の毛細血管が存在します。

毛細血管には多数の白血球が存在し、タバコの血管収縮作用により、その数が減少するので黒っぽくみえるのです。

そして白血球が減るということは歯周病を悪化させます。

 

また、喫煙によって唾液の量が減少することで自浄作用が低下します。

そのため、メラニン色素が歯の表面のエナメル質に付着します。

 

このように喫煙は体に及ぼす影響の他、口腔内でも悪影響を及ぼします。

禁煙することが難しい方も、今は禁煙外来などもありますので禁煙を考えましょう。

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歯が脱臼したときの対処法

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事故や怪我で歯が抜けてしまった場合(歯牙破折ではなく脱臼)、その場合の処置の方法をご存知ですか?

抜けてしまった歯を泥等が付かないように軽く水ですすぎ(このときにこすり洗い等は絶対に行わないでください)、そのまま牛乳に浸します。

牛乳に浸す訳は「生理食塩水」の代わりになるからです。

親和性を維持させる目的です。

そのまま歯科医院を受診しましょう。

 

歯科医院では歯を根っこごと元に戻します。

そして、両サイドの歯にスーパーボンドという接着材(レジン系セメント)で固定させます。

これでとりあえずは良いのですが、神経が壊死してしまうことが殆どのため、その後根管処置をしないといけません。

最終的には被せ物を作ります。

 

これらは全てがうまくいった場合です。

実際には歯根膜の状態や脱臼から再植までの時間(時間がかかればかかる程、予後不良になる)に左右されます。

 

歯の脱臼には早期の受診がとても重要です。

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歯周病は歯を溶かす原因

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歯茎が腫れるというのには、大まかに2つの原因が考えられます。

 

1.慢性辺縁性歯周炎を含む歯周病

日本人の8割は歯周病です。歯茎のまわりにつく歯石は歯周病が原因です。

皆さんは歯を磨くときに出血したりしませんか?

歯槽膿漏を放っておくと歯を支えている骨を溶かしてしまい、歯がグラグラする原因になります。

放っておくと歯が抜けてしまう可能性があります。

治療法としては日々のブラッシングケアはもちろん専門家の指導のもと歯周治療をすることをお勧めします。

初期の段階であれば100%改善できます。

 

2.根尖性歯根膜炎を含む根尖病巣

神経の治療が終了して何年かつかっていると歯根の先端に膿がたまることがあります。

これは神経を塞いだ場所のほんの何ミクロンの隙間から細菌感染が起こるために発症します。

歯の内部が溶けてしまうのです。

治療法としては、補綴物を外し根管処置をすることによって改善します。

この場合も初期の発見が重要です。

中期になればなるほど、完治までの時間を要します。

 

歯茎からの出血は病気の重要なサインです。

一度受診される事をお勧めします。

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親知らずって抜かないといけないの?

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智歯(親知らず)の周辺が腫れを引き起こして歯医者に行った事はありませんか?

もしくは今現在でも智歯に疼痛があったり、歯周組織の赤熱、腫れがある方はいませんか?

 

近くの歯医者さんに行ったときに

「この親知らずは大学病院じゃないと抜けないから紹介状を書きますね」

と言われ、大学病院に行った方はいませんか?

 

なぜ、町の診療所やクリニックでは難しいのでしょうか?

 

1 外科的な治療を伴う時

一般的にまっすぐに生えている歯は抜けますが、埋まっていたり、斜めを向いて生えている場合はメスなどで切ったり縫合したりします。

場合によってはかなりの時間を要します。

 

2 下顎管(頬の神経)に隣接するような場合

智歯の根が下顎管に接していると通常のレントゲン撮影では位置関係が難しい場合が多いです。無理に抜くと頬のしびれが数ヶ月以上とれない場合や麻痺が起こる可能性があります。

この場合、CT撮影を行うこともあります。

 

いずれにせよ、親知らずを抜歯したい場合は一度近くのクリニックに相談してみましょう。

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歯周病になりやすい箇所

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磨き残しがあると歯周病や虫歯になる。

歯槽膿漏は歯茎が腫れるから起こる。

一般的にはこういう風に考えられていると思います。

 

しかし、実際には毎日(毎食後)きちんと磨いている人でも歯槽膿漏になります。

そういった人に共通する原因は「かみ合わせ」であることを知っている人はあまりいません。

 

「かみ合わせ」が高いと歯槽膿漏になります。

それは、歯の本来の位置より咬合が強くあたるため、歯を支える歯周組織や骨を痛めてしまうからです。

 

慢性的な痛みから急に腫れだしたりしたら注意が必要です。

定期検診ではかみ合わせに異常がないかも確認してもらうことをお勧めします。

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歯磨きでインフルエンザが防げる

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細菌とウイルスは別物ですが、口腔内の常在細菌がウイルスの増殖を助ける働きがあることが最近の研究で解ってきました。

インフルエンザはインフルエンザウイルスが体内に体内で入り込むことで「増殖」を起こし発症します。

「増殖」さえ起こさなければ感染→発症には至りません。

 

この「増殖」を助けるのが口腔内細菌(歯垢)です。

口腔内には唾液を中心とした良い成分も多く含まれています。

例えばアミラーゼは酵素ですが消化を助けます。

 

定期的に歯石を取っている方は取っていない方に比べると、風邪をひきやすいということも言われています。

細菌感染は口から始まるのです。

 

定期的な検診と歯石除去が必要です。

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歯茎の腫れ

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一言で歯茎の腫れといっても、それが歯周病(歯槽膿漏)なのか根尖病巣なのか、物理的な傷であるのか。

人それぞれです。

歯周病は歯周ポケットの改善の治療を行います。

歯石除去はもちろん場合によってはレーザーを当てたり、服薬で治癒を目指す事もあります。

 

根尖病巣の場合は被せ物などを外して根管処置を行うことが一般的です。

歯周病にしても根尖病巣にしても時間がかかります。

 

物理的な原因であればしばらくブラッシングをしないでもらい、抗炎症のお薬(うがい薬)で治癒することも多いです。

心配な方は一度歯科医院を受診しましょう。

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甘いものがしみる

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もうすぐバレンタインデーですが、チョコ等の甘いものが歯にしみるときは注意が必要な場合があります。

いわゆる「初期虫歯」の状態です。

 

初期虫歯とは歯磨きができずに歯の溝に食物が停滞したとき、段々と歯の脱灰が始まります。

脱灰とは溶けていく状態です。

やがて、口の中が酸性になり(口腔内がすっぱくなる)歯の溝から齲蝕(虫歯)が始まってしまいます。

虫歯は黒いと思われがちですが、本当に初期の状態は「白い」のです。

これはエナメル質が酸性になったときに生じる現象です。

 

このときの症状は「ない」もしくは「甘いものがしみる」なのです。

 

しかし、このときの治療法はというと「削らない」が正解です。

 

初期の虫歯であれば「高濃度フッ素」を塗布すれば治る可能性があります。

さらに自宅でもフッ素入りの歯磨き粉を使う事によって治ります。

 

フッ素も何でもいいという訳ではなく、歯磨き粉の成分に虫歯予防に繋がる量含まれているものがお勧めです。

(ちなみに当院では虫歯の多い方への歯磨き粉はバイオリペアというものをお勧めしております)

 

甘いものが歯にしみる場合は一度ご相談ください。

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